秋刀魚の甘露煮


秋の味覚のひとつ、秋刀魚(サンマ)。
お盆をすぎたごろからぼちぼちスーパーで見かけますが、出始めの秋刀魚はとくに脂が乗っています。
一匹まるごとグリルでさっとやいて、大根おろしでシンプルに食べるとほっぺたが落ちちゃいますね♪

さて、そんな秋刀魚。
その脂とコクで、実は、いろんな料理においしいのです。
中でもオススメは甘露煮。こってり甘辛く、とろける触感はまさに魅惑の味。
酢で煮込むことで秋刀魚の脂もくどくなく、さらに圧力鍋を使うことで、骨まで全部たべられます。
甘露煮は、秋刀魚の栄養分をあますことなく丸ごと食べられる魔法のレシピです♪



「秋刀魚の甘露煮」の材料

秋刀魚

10尾

ショウガ

適量(お好み)

酢+水

1:3

1/3カップ

さとう

1カップ

みりん

1/3カップ

しょう油

1カップ



「秋刀魚の甘露煮」の作り方

1. 秋刀魚を切ります

秋刀魚をよくあらって、頭を落とし、2等分にします。気になる場合はお腹の部分を少し切ってハラワタを出し、水洗いします。


2. 酢水で骨がやわらかくなるまで秋刀魚を煮ます

切った秋刀魚を圧力鍋にいれ、1:3で作った酢水を秋刀魚がひたひたにつかるまで加えて、圧力をかけて約10分(自然冷却)加熱します。(圧力鍋の仕様にもよるので、加減してくださいね)


3. ショウガを切ります

圧力鍋で秋刀魚に火を通している間に、ショウガを千切りにします。ショウガの量はお好みで。


4. 秋刀魚に火が通りました!

圧力鍋のフタをあけると、こんな様子です。


5. 刻んだショウガをのせます

火がとおった秋刀魚の上に、刻んだショウガを乗せます。(うちはショウガが大好きなのでこんなことになりますが、ふつうはこんなに入れないでしょうね)


6. 味付けします

酒、さとう、みりん、しょう油で味をつけます。


7. 落とし蓋をして煮詰めます

落とし蓋をして、中火で煮汁が少なくなるまで煮詰めていきます。グラグラ煮立つようなら弱火で、でも火が弱すぎるとなかなか水分がとばないので適当に。


8. たまにのぞいてみましょう!

煮汁がなくなるとこげついてしまうので、ちょくちょくこうして落とし蓋をとって、煮汁の減り具合をチェックしましょう!


9. こんなもんでOK!

煮汁が煮詰まって、秋刀魚にこっくりとした色がついたら出来上がり!アツアツの秋刀魚は煮崩れやすいので、ヘンにいじらず、火をとめたらあら熱がとれるまでそのままそっとしておきます。


10. できあがり♪

煮汁とショウガもいっしょにもりつけて、できあがり。ホカホカごはんといっしょにどうぞ♪


おまけ☆
ショウガたっぷりバージョン!
まさに「ごはんがすすむ」味☆つい、おかわりしたくなることも・・・




ヨーコ先生の大らか家庭料理 秋刀魚をじっくり煮込んでつくる甘露煮は出来立てよりも、1日以上おいて味がなじんだ方がおいしいみたい。しっかり味がついているので、冷蔵庫でも1〜2週間、冷凍保存なら数ヶ月は大丈夫の立派な常備菜。おべんとうのおかずにもピッタリ!









   

秋刀魚の甘露煮