炭水化物

ごはんやうどん、パン、パスタなど炭水化物は、エネルギーの元になる3大栄養素のひとつです。
炭水化物1gで4kcalのエネルギーになります。
炭水化物は、糖+食物繊維なのですが、「4kcal/1g」というのは、糖のエネルギーです。

炭水化物は、3大栄養素の他の二つ、脂質やタンパク質とくらべると消化しやすいため、はやくエネルギーとしてつかえます。

食べてから消化して、吸収されるまでの時間が短いため、血糖値があがりやすくて、その血糖値をおさえるために、インシュリンというホルモンが分泌されて、その作用で、脂肪としてたくわえられ・・・つまり、「炭水化物を食べるとふとる」ので「炭水化物をとらないダイエット方法」というのもあるようです。

脂肪にばっかり気をとられていると、まるで「悪者」の炭水化物ですが、野菜も動物性のものもたべる雑食の人間の体にとっては、エネルギーの50%以上を炭水化物からとるのが理想。

ごはんをたべて、炭水化物を糖に分解してエネルギーとしてつかったあとは、水と二酸化炭素が発生します。
このふたつは体にとって、全く無害。

おかずがどんどん豪華になってきていますが、日本人とっての主食であるごはんはしっかり食べるといいですね。

ちなみに、お肉をたくさんたべると、タンパク質を燃やしたときにアンモニアが発生するので体臭がつよくなることもあります。

タンパク質も脂質もバランスよくが基本ですが、炭水化物ばかりを悪者にしないであげてくださいね。




関連情報

3大栄養素
 : 炭水化物のでんぷんは、唾液の消化酵素「アミラーゼ」によって、糖に分解されます