クレソン

クレソンは、ピリッとした辛みと強い味で、ほんのすこしの量でも、お肉料理のつけあわせや料理のアクセントの役割をリッパにはたしてくれます。

肉料理をたべると、ふにゃふにゃした1本がそっとそえられているので、栽培されるときもさぞかし弱々しいのかとおもえば、実は雑草級の生命力をもつパワフルな野菜。
中国などではふるくから咳止めの薬草として重宝されてきました。



選び方のポイント

葉がみずみずしいものがいいのです。
多少のしんなりは、水をはったグラスなどにさしておくと、かなり復活します。


保存方法

グラスなどに水をはって、花をいけるようにさしておけばクレソンのもつ生命力でしゃっきりしてきます。
暑さによわいので、春や夏はグラスごと冷蔵庫へいれるとよいです。
冬はそのまま部屋においておいても大丈夫。キッチンにおしゃれなグリーンにもなります。
水は毎日かえて、茎をすこしずつ切っていくと、より長持ちします。
・・・が、4〜5日以上こうしておくと、いいのか悪いのか、根っこがどんどん伸びてきます。
栽培する気がないのなら、やっぱりはやめに食べきりましょう!



相性のいい食材・調理方法

クレソンはピリッとした辛味と強い味で、ほんの少しの量でも
つけあわせやアクセントとしての役割をリッパにはたしてくれます。

そんなクレソンは、βカロチンをたくさんふくむ緑黄色野菜
つけあわせやサラダにこだわらなくても、おひたしにしたり、味噌汁やオムレツ、グラタンの具材など、
案外「ふつ〜」に食べられます。

βカロチンは脂溶性のビタミンなので、たとえば、サラダにドレッシングをかけたり、おひたしにすったゴマをかけたり、
ちょっと工夫して油と一緒にとるようにすると吸収がよくなります。


【極陰 陰 中庸 陽 極陽】

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GI値

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成分

  • βカロチン:抗酸化作用
  • カルシウム:骨の健康、精神の安定




春から夏にかけて、露地育ちのクレソンがどんどん成長して収穫されるので「旬」といえます。
冬の間はハウス栽培のものが出回り、一年中手に入ります。
ちなみに生命力がつよいので、ベランダなんかの自家菜園でもカンタンに年中栽培できます


レシピ

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栄養成分表(100gあたり)

エネルギー

15kcal

たんぱく質

2.1g

脂質

0.1g

炭水化物

2.5g

ナトリウム

23mg

カリウム

330mg

カルシウム

110mg

マグネシウム

13mg

リン

57mg

1.1mg

亜鉛

0.2mg

0.05mg

マンガン

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βカロチン

2700μg

ビタミンK

190μg

ビタミンB1

0.10mg

ビタミンB2

0.20mg

ナイアシン

0.5mg

ビタミンB6

0.13mg

ビタミンB12

0

葉酸

150μg

パントテン酸

0.30mg

ビタミンC

26mg

食物繊維

2.5g


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