GI値(グリセミック・インデックス)

「GI値」とは、糖の最小単位であるブドウ糖を摂取したときの血糖値の上昇率を100として血糖値上昇率を指標化したもの。

エネルギー源である3大栄養素の中で、エネルギーになりやすいのは炭水化物です。

なかでも、ブドウ糖はもっとも消化がよくて、すばやくエネルギーになるので、GI値の基準となっています。

エネルギーになるのはとてもいいことなのですが、食事から摂取した糖分が血中に急速に取り込まれて血糖値が急激に上がると、糖分が細胞をこわしてしまう糖尿病になったり、せっかくのエネルギーをつかわないままに脂肪として蓄えてムダにふとったりしてしまいます。

逆に、ゆるやかに血中にとりこまれると、血中の糖もゆるやかに消費されて、元気にすごせたり、いらぬ食欲を刺激せず、効率的な食事になります。